異世界夢想見聞録

「まったくお前はそんなんだからいつまでたってもだな」

「師匠…!俺だってもう一人前の男ですよ!」

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fantiaにはこういうのも置いてます!

よろしくね!↓の画像から飛べるよ!

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異世界夢想見聞録

「これ…私に…?うれしい…!!」

「ありがとう、勇者くん」

 

「ねぇ勇者くん、今日この後は私の部屋で…」

「え?勇者くん、どこか行くの?」

 

魔法使いちゃんが、何かを凝視している。

どうやら背後の荷物が気になるようだ。

 

「勇者くん、このホワイトデーのプレゼント…他にもあるみたいだけど…何かに使うの?」

 

結論ありきの質問を、彼女は問いかけてくる。

 

「私はもう貰ったわけだし…いらないよね、これ」

 

──そして、彼女はゆっくりと微笑んだ。

 

「だめだよ、勇者くん。持ち運ぶ荷物はちゃんと考えないと」

 

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異世界夢想見聞録

「魔物退治、がんばってね!」

先日仲良くなった、この村の少女。

母親と2人でこの村で暮らしているらしい。

 

「はい、これ!お守り!」

「みんなを守ってね!」

 

小さな手のひらから渡された四つ葉のクローバー。

 

それを握りしめながら。

魔物の拠点に足を踏み込む。

 

「っ…!!」

 

「ふはははは!勇者くん!かかったな!」

高笑いするのはこの山の魔物を束ねるヘビ首領。

 

「お前等がここに来ている間に、私の部下を村に放った!」

 

!!

 

魔物のアジトは山の奥深い。

ここから村までは走っても1時間はかかるだろう。

 

「くくく…今頃村は火の海に…ん?なんだ?」

 

ぱたぱたと、ヘビ首領の元に音を鳴らしながら飛んでくる物体。

 

「今取り込み中だ…せっかくいいところなのに…えっ?」

 

どうやら使い魔からの通信らしい。

 

「村に入れない…?」

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