投稿日: 2025年3月25日2025年3月25日 投稿者: たろきち俺が彼女に堕とされるまで 「んっ…」 彼女の唇が俺の唇に触れた。 ただ、静かに。 互いに吐息が聞こえる距離で。 一体どれほどの時間、こうしていたのか。 恐らくは、そう長くはないはずだ。 しかし、それが俺には永久にも長く感じられた。 熱を帯びながらも、離れる唇と唇。 それは、糸を引いていたようにも見えた。 その糸はまるで、俺と彼女の間に。 確実に、何かを繋いでしまった──。 おまけはfantiaに置いてます!よろしくね!↓の画像から飛べるよ!