ひしょとも!

「うん、あるよ」

「中学の頃、大学生の先輩…元カレがいたの」

 

黄金色の光が教室に差し込む中で。

──俺たちは、その影の中にいた。

 

「私のこと、嫌いになった?」

「よかった。私、オタクくんのこと結構好きだもん」

 

──彼女の指先が、俺の手の甲をなぞりながら。

 

「だからさ」

「私が、教えてあげる」

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