いろいろ部

「んだよオタクくん」

「はぁ!?元ヤンだと思ってあーしのことナメてんのか!?」

 

「ったく、しゃーねーなぁ…今回だけだぞ…」

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いろいろ部

「えぇ!?私を選んだの!?」

「もうオタクくんったら…他に若い子ならいくらでもいるのに」

 

「どうしてこんなおばさんを選んじゃったのよ…はぁ」

 

「わかったわ。法律だもの。じゃあ中に入って。

シャワー浴びてくるから。ちょっと待って…え?

このままがいいって…オタクくん!?」

 

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いろいろ部

「オタクくん、このミルクキャンディー好きだったよね?」

 

この牛乳屋の自家製のミルクキャンディー。

いつものようにお姉さんは、俺の口に無理矢理押し込んできた。

 

…甘くて。どこか、懐かしみのある味だ。

 

ただ、最近はこの飴を口にすると何か、こう。

下半身がむずむずするような──。

 

「オタクくん、あのね。」

「じつは、特別なミルクがあってね?」

 

お姉さんの表情は、どこか鋭く。

何処か色気のような妖しさを秘めていて。

 

「味見…してみない?」

 

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