いろいろ部

「オタクくん、このミルクキャンディー好きだったよね?」

 

この牛乳屋の自家製のミルクキャンディー。

いつものようにお姉さんは、俺の口に無理矢理押し込んできた。

 

…甘くて。どこか、懐かしみのある味だ。

 

ただ、最近はこの飴を口にすると何か、こう。

下半身がむずむずするような──。

 

「オタクくん、あのね。」

「じつは、特別なミルクがあってね?」

 

お姉さんの表情は、どこか鋭く。

何処か色気のような妖しさを秘めていて。

 

「味見…してみない?」

 

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いろいろ部

「夜の公園には、おばけが出るらしいよ!」

学校でそんな話を耳にした。

 

「もう弟くんったら…おばけ…信じてるんだ?」

 

遊びにいった友達の家で。

お菓子を食べながらおばさんと噂について話をした。

 

──おばけに捕まったら、何かに挟まれて動けなくなっちゃうらしい。

 

そんなことを話しても、おばさんはただ笑うだけだった。

 

どうやら、おばけを信じていないみたいだ。

 

「そういえば弟くん知ってる?夜の公園って星がすっごくキレイなの。」

 

「特に、奥のトイレあたりがよく見えるらしいよ」

 

星。

明かりが多い都会だとあまり星が見えないけど。

あの公園はとても広いから、もしかしたら見えるのかも。

 

おばけのことも興味あるし、星も見てみたい。

そう思って、ぼくはこっそり、一人で夜の公園に行ってみたんだ。

 

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いろいろ部

試験を突破出来たご褒美に、大家さんが俺になんでもしてくれるということになった。

 

俺がこの部屋に住んでから、彼女には何かと気をかけてもらっている。

 

歳は10以上離れているが、俺を本当の弟のように…いや、それ以上に優しく。

また、時には厳しいことも言ってくれる信頼のできる大人の女性だ。

 

──そんな彼女だから。

 

俺は、一種の「賭け」に出た。

 

「で、オタクくん。ご褒美は何がいいかな。おいしいご飯?それともお部屋の片付けとかがいいのかな」

 

「…が見たい」

 

「えっ?」

 

「大家さんの…胸…が…見たい…です…」

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