「──付き合おう」
彼が、彼女に発したあの言葉。
あの瞬間から、脳裏に焼き付いて離れない。
聞けばいいのに。電話があるのだから。
──でも、できない。怖いから。
「青鳥…なんで…?」
翌日。
──聞こう。
いくら考えても、結論の出る問題じゃないから。
「あ…」
今、一番会いたくて。
同時に、顔を合わせづらい相手が。
──互いの、目の前にいた。
「青鳥…院州多さんと…」
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