ある日の夕方。
おばさんに頼まれて俺は林子を起こすべく
彼女の部屋に入る。
するとそこにはあられもなく、服を脱ぎ散らかし。
下着をつけたままで
惰眠をむさぼる1匹の姿があった。
「おーい起きろ。そろそろメシだっておばさんが」
「…」
反応がない。
「おーい。」
今度は肩を揺さぶるも反応がない。
「起きろ~起きないと妊娠させるぞ~」
「…」
どうやら目標は完全に沈黙。
「むむ…」
途方に暮れつつも、その露わになっている肌に視線が行く。
いかんいかん、こいつは一つ下の幼馴染だ。
こいつをそういう目でみるのは
何というかその、負けた気になる。
が、しかし。
好奇心旺盛な少年の魂が心奥底からにじみ出てくる。
ちょっと見るだけだから…
妹の成長具合が気になるお兄ちゃんみたいなものだ。
そう、別にやましい気持ちなんて1ヘクタール程もない。
そして俺は林子の下腹部に視線を移し―――。