妄想彼女日誌

まだ彼女が、”友達”だった頃。

「大丈夫だよオタクくん」

「彼女さんもわかってくれるよ」

 

──そして、彼女になった後。

「だめ」

「私がいるでしょ」

 

彼女は、微笑みながら。

 

「他の女の子なんていらないよね?」

 

友達の時とは違った、一面を見せる彼女であった。

 

今日の光ポエム

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闇のポエム

これはまだ、”友達”だった頃。

「大丈夫だよ、オタクくん」

 

首筋に甘い吐息がかかる。

 

「私達、友達だもん」

「だから、浮気じゃないよ」

 

優しく、そしてまとわりつくように。

「ねぇオタクくん」

 

「今だけでいいから。私のこと…」

 

──そう、友達。

友情から来る、スキンシップ…のはずだったが…?

 

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妄想彼女日誌

クリスマスが近づく。

彼女とオタクくんはいつものように会話をする。

 

「オタクくん、今年のクリスマスなんだけどさ」

 

彼女はまだ、気付いていなかった。

今年は、今までのクリスマスと違うということに──。

 

光ポエム

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闇のポエム

 

身体が軋む。

下半身に、何かが乗っているようだ。

 

視界がぼやけている。

飲み過ぎたのだろうか?

 

今日はクリスマス。

昼に友達と食事をし、夜には別の…

 

「!!」

 

気を取り戻した眼前にいたのは、サンタの格好をした女友達。

しかし、その格好は先ほどとは違ったもので──。

 

「目が覚めた?ふふっ」

 

彼女の表情は恍惚で。

そして、それは今まで見たことのない顔でもあった──。

 

「プレゼント交換、しよっか♪」

 

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妄想彼女日誌

近年の調査によると

告白は女側からして欲しいという

一般男子の意見は多いらしい

 

今日の光ポエム

 

闇のポエム

告白という儀式を終え、彼氏彼女となった二人。

今までとは違った距離感。

こそばゆい距離から一歩進んだところに、互いにいる。

 

──だが、彼氏彼女だから。

恋人という以上は、避けては通れないこと。

 

「ふーん、オタクくん。告白も私にさせたのに。

 こういうことまで私に言わせるんだ…?」

 

オタクくんの勇気が今、試されようとしていた──!!

 

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