カノオバ!

「ふふっ誕生日を祝って貰えるなんて、ありがとうございます」

「でもこの歳になると誕生日って…あまり嬉しいものでもないんですよね…」

 

「え?プレゼント?そんな…お気を使わなくても…」

「そうですか…?なら…そうですね──」

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ちょいおね部

「オタクくんお疲れさまー。今日はありがとうねぇ」

「男手があるっていいわね~。次からもまたお願いしたいくらいだわ~」

 

「ねぇオタクくん…ふふっ」

「せっかく手伝ってくれたんだもの…お礼くらいさせて貰わないと」

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俺が彼女に堕とされるまで

恋愛技術書。

そこには、こう書かれていた。

 

「なるほど…」

「ヤンデレにはプロポーズが効くのか…」

 

いつ使うのかは疑問な技術だが。

しかし、そのタイミングは割とすぐに来た。

 

「オタクくん…好き…絶対…誰にも渡しません…」

 

彼女のペースに負けるわけにはいかない。

──俺は。そのために。学んだことをここで発揮した。

 

「結婚しよう!!」

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