妄想彼女日誌

まだ彼女が、”友達”だった頃。

「大丈夫だよオタクくん」

「彼女さんもわかってくれるよ」

 

──そして、彼女になった後。

「だめ」

「私がいるでしょ」

 

彼女は、微笑みながら。

 

「他の女の子なんていらないよね?」

 

友達の時とは違った、一面を見せる彼女であった。

 

今日の光ポエム

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闇のポエム

これはまだ、”友達”だった頃。

「大丈夫だよ、オタクくん」

 

首筋に甘い吐息がかかる。

 

「私達、友達だもん」

「だから、浮気じゃないよ」

 

優しく、そしてまとわりつくように。

「ねぇオタクくん」

 

「今だけでいいから。私のこと…」

 

──そう、友達。

友情から来る、スキンシップ…のはずだったが…?

 

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妄想彼女日誌

クリスマスが近づく。

彼女とオタクくんはいつものように会話をする。

 

「オタクくん、今年のクリスマスなんだけどさ」

 

彼女はまだ、気付いていなかった。

今年は、今までのクリスマスと違うということに──。

 

光ポエム

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闇のポエム

 

身体が軋む。

下半身に、何かが乗っているようだ。

 

視界がぼやけている。

飲み過ぎたのだろうか?

 

今日はクリスマス。

昼に友達と食事をし、夜には別の…

 

「!!」

 

気を取り戻した眼前にいたのは、サンタの格好をした女友達。

しかし、その格好は先ほどとは違ったもので──。

 

「目が覚めた?ふふっ」

 

彼女の表情は恍惚で。

そして、それは今まで見たことのない顔でもあった──。

 

「プレゼント交換、しよっか♪」

 

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異世界夢想見聞録

お姫さまが捕らわれていると聞いた勇者くんと魔法使いちゃん。

二人はお姫さまの救出に向かいましたが、魔法使いちゃんは乗り気ではないようです。


「ねぇ勇者くん、こういうのって軍の管轄だと思うの」

「勇者くん、このお城、何かおかしいよ?」

「警備の薄さ、兵士の質の低さ…やる気がまるで感じられないもの」

 

城の中にいた兵士の一人に話を聞いてみる。

「お、俺は雇われただけでっ!ただお姫さまがいい感じに捕まってるようぎゃあああ!!」


尋問の途中で、兵士は悲鳴を上げて倒れた。

魔法の類ではないらしい。

あらかじめ、装備の内側に何かが仕込まれていたようだ。


「本当に会うの?敵は全員倒したんだし報酬は振り込んで貰えばいいでしょ?」

 

しかし、もしも。

お姫さまが助けを求めているとしたら。

──その一点の懸念を晴らすために。


勇者くんは、その扉に手を掛けるのでした──。

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fantiaに没画像とか置いてます

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