「オタクくん…本当に私でいいの？」
「誘ってくれたのはうれしいけど…私なんかより、もっと若い子がいいんじゃない？」
「はぁ…こんなおばさんの何がいいのかしら…」
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地味子とギャルは相容れない
メイクよし。ネイルよし！
──私は、もう昔の地味な私じゃない。
オタクくんとも、また話せるようになったし。
今の私ならきっと…。
「オタクくん、おはよ…」
妄想彼女日誌
「そっか…オタクくん…あの子のこと、好きなんだね」
「あの子もきっと…オタクくんのこと…」
「私のことは、大丈夫。がんばって！」
「私はオタクくんが好き。でも──オタクくんには幸せになって欲しいから！」
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