妄想彼女日誌

「あんたと付き合えばお金が貰えるから」

「勘違いしないでよね」

 

こうして僕等の交際は始まった。

 

「ふーん、オタクくんって結構…」

「って何考えてるの私っ!!あくまでも補助金のためっ…!!」

 

「オタクくんなんて…好きになるわけ──!!」

 

moukano_250119tw_001

 

おまけはfantiaに置いてます!よろしくね!↓の画像から飛べるよ!

moukano_250119hp_ichati_004

おねえちゃん島

「弟くん、弟くん」

「ねー、ちゃんと風呂入ってる?」

 

女子達が、ニヤニヤしながら話しかけてきた。

「入ってるよ」

 

「弟くん姉ちゃんと風呂はいってんのかよー!」

 

笑う女子達。

しかし、その笑いは一瞬だけであった。

 

「うん。お姉ちゃんと毎日入ってるもんねー、弟くん♪」

 

──お姉ちゃんが、現れた。

 

oneane_250117_001

 

おまけはfantiaに置いてます!よろしくね!↓の画像から飛べるよ!

oneane_250117ft_012

妄想彼女日誌

「ね、オタクくん。ここの成人式にはね、夜の部っていうのがあって…」

「昔ながらのものなんだってさ」

 

──密室的でありながらも、開放的な。

祭という、建前を得て。

 

“それ”は日の沈んだ夜に。

──男女で行われるという。

 

「…私を選んでくれると、うれしいな?」

「待ってるからね、オタクくん」

moukano_250114ft_001

 

おまけはfantiaに置いてます!よろしくね!↓の画像から飛べるよ!

moukano_250114ft_007