妄想彼女日誌

「これはなに!?オタクくん浮気したでしょ!!」

 

彼女の怒号が部屋に響く。

 

「ひどいよ!!結婚しようって言ったのは嘘だったの!?」

 

今、この場でするべきこと。

それは、一刻も早く彼女の機嫌を直すことだ。

 

「え…?オタクくん…?」

ぎゅっと彼女を抱きしめる。

 

「私も…オタクくんのことは…好きだよ…?」

彼女の耳元で、気持ちを囁く。

 

「でも…うぅぅ…そんな言葉で…」

 

あと一押し。

ならば。

 

──これを、使う時が来た。

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妄想彼女日誌

「男子校出身ってのは内緒にしておかないとダメよ?」

「すぐ女の子に、狙われちゃうんだから!」

 

お姉ちゃんがそんなことを言っていた。

そんなわけないだろう。

 

──その時までは、そう思っていた。

 

「え?オタクくん男子校出身なの!?」

彼女達の、俺を見る目が一瞬にして変わったのを実感した。

 

「じゃあオタクくん、女の子と手握ったことないとか?」

「いぇーいオタクくんの初にぎりゲットー!」

 

「じゃあさ、うちらの部屋いこーよ」

「女の子のこと…色々教えてあげる♪」

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妄想彼女日誌

「オタクくんはどんな子がタイプ?」

 

「顔がよくて…ふむふむ…」

「おっぱいの大きい…金持ちの…処女…?」

 

「欲望に正直すぎだろー!!ったくオタクくんはさー!」

「じゃあさ、この中でどれが一番大事?」

 

「え…処女…?」

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