元☆魔法少女OB

「記憶を消す魔法…」

おばさんは新たなる力を手に入れた。

 

「戦ってるところとか見られたときに使えそうですね」

他にも色々使い道はありそうだが。

あまり濫用すべき力ではないだろう。

 

──しかし、俺とおばさんの考えは違ったらしい。

 

「オタクくん…」

「どうしましたおばさ…んっ!?」

 

身体が急に動かなくなった。

これはおばさんの魔法のようだ。

 

おばさんの息は荒く、表情も何故か紅くなっている。

 

「その…一応、試さないといけないし」

「終わったら、ちゃんと記憶は消してあげるから…」

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元魔法少女☆OB

「キミさー魔法少女と契約してるでしょ?」

「あんなオバさんよりうちらと契約しよーよ♪」

 

悪のギャル軍団に囲まれてしまった。

密着され、動きが取れない。

 

──ギャルの指先が、俺の唇に触れる。

 

「だ、ダメよオタクくん!」

 

片膝をつきながら、おばさんは声を張り上げる。

 

「ギャルがいいなら私だって!」

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元☆魔法少女OB

「あなたがオタクくんね?」

俺の肩に手をのせ、優しくそして艶やかに囁くその女性は。

 

──20年以上前に。

魔法少女であるおばさん…いや、まほえさんと敵対し、激戦を繰り広げたという。

 

”組織”の女幹部であった。

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