妄想彼女日誌

無事体育祭も終わりに近づき、 やや傾いた太陽の光が窓から差し込む。 鍵がかかった校舎の中。 誰もいない教室で俺と彼女は 今日までの出来事を振り返りながら 談笑にふけこんだ。 そして… moukano10

妄想彼女日誌

…うぅ。なんだか寝心地がよくない。
というか頭が痛い。
風邪か?いや、違う。
これは恐らく、二日酔いの…ん?
枕の違和感、布団の違和感――
そして天井の違和感に気付く。
「・・・・・・。」

半身を起こし、部屋を見回す。
ここが自分の部屋でないことを確認し、
もう一度周囲を、主に自分の右手側を凝視する。
どうやらそこには見慣れぬ物体…ならぬ、
見慣れぬ身体があった。

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妄想彼女日誌

ある日の午後、コンビニへ行く途中
後ろから馴染みのある声が。
振り向くと同時に肩を組まれ、耳元に吐息。
(酒臭ぇ…!!!。)
そう、そこにいたのは自称頼れるお姉さん、
二つ年上、ちょっぴり肉体言語の激しい先輩の姿――。

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